壊疽性膿皮症、ベーチェット病、スイート病、環状肉芽腫等の発症原因の探索(研究期間:許可日~2027年3月31日)
当院では下記の臨床研究を実施しております。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で、診療情報等を研究目的に利用または提供されることを希望されない場合は、下記のお問合先にお問い合わせ下さい。
[研究課題名] 壊疽性膿皮症、ベーチェット病、スイート病、環状肉芽腫等の発症原因の探索
[研究機関] 琉球大学大学院医学研究科皮膚科学講座
[総研究期間] 研究機関の長の許可日~2027年3月 31日
[研究責任者] 琉球大学大学院医学研究科皮膚科学講座 教授 髙橋健造
[研究の目的]
壊疽性膿皮症、ベーチェット病、スイート病、環状肉芽腫の発症原因を探索すること。
[研究の方法]
- 対象となる患者さま
① 2000年4月1日から2026年3月31日までに、臨床症状、検査所見、病理学的所見から壊疽性膿皮症、ベーチェット病、スイート病、環状肉芽腫等と診断されている方
②性別は問わない
③18歳以上の成人
- 利用する試料・情報
試 料:病理検査検体、血液(診療上、採取したもの)
基本情報:年齢、性別、既往歴、合併症、家族歴
疾患情報:現病歴、治療歴、罹患臓器・部位、組織採取部位、病理学的所見(免疫染色を含む)、エクソーム解析データ(DNA)、トランスクリプトーム解析データ(mRNA)、血液検査所見対象となる患者さん:2010年4月から2024年3月までに当院皮膚科で手術を受けた方。
[試料・情報の二次利用]
本研究で取得した試料・情報の利用は、別の新たな研究に利用する可能性がある。その場合は、再度、倫理委員会へ申請し研究機関の長の許可を得る。
[個人情報の取り扱い]
被験者の情報を扱う際は、個人情報とは関係のない符号または番号を付して匿名化し、対応表を作成する。収集したデータは専用のパソコンに記録し、アクセス権のある本研究関係者以外は開けないようにする。
本研究では、次世代シークエンスによるデータの取得、解析などの業務を外部業者に委託する。外部委託業者に試料を提供する際、試料は匿名化したものを渡す。
論文作成時、また学会発表時には個人が特定できる情報は一切用いない。なお、論文投稿時に国内外の出版社やデータベースへの解析データの登録を求められた場合には、出版社等への解析データの提供を行う。このデータにはエクソームデータも含まれる。
[研究資金(利益相反)]
本研究は各研究機関の利益相反手続きに従い、必要事項を申告し、その審議と承認を得るものとする。
[お問合先]
〒903-0215 沖縄県中頭郡西原町上原207番地
TEL 098-895-1153
琉球大学病院皮膚科 山口さやか